POS × 顧客管理で売上最大化。LINE、クーポンで情報発信&蓄積し、経営力を向上
INDEX
<POSに関する悩みごととは?>
顧客管理をしたいけれど、そもそもデータは取れる?
パワクラはデータを簡単に取れるのが強み。ECカートからの取り込み、さらにクーポン、LINEでのプロモーションにより顧客自らが入力する動線が確立しています
オペレーションが複雑そう。運用は簡単にできる?
わかりやすい導入マニュアルの提供はもちろんのこと、365日対応のサポートセンターを用意。システム運用のアドバイス、導入支援、運用フォローを行います
初期投資は高い?なるべく低額から開始したいけど
レジ周辺機器がパワクラの対応機種である場合は流用でき、低額から利用が可能です。対応機種は主に東芝テック製で、ほかにはエプソン製、スター精密製などの一部にも対応します
POSの顧客管理とは単なるイチ部門ではなく、基幹業務そのもの
「POS(Point of sales)レジのシステムを使ったクラウドでの顧客管理」。その言葉だけを聞けば、ユーザー情報をPCに入力し、履歴を管理するというイメージが一般的だろう。
しかし、今やPOSは基幹業務。単なるイチ部門を担うだけにとどまらず、マーケティングから経営戦略立案にも活かされ、その業務領域が広がっている。POSの業務が拡大することで、導入メリットも自ずと大きくなり、作業効率の向上に寄与、人件費の軽減につながり、特に労働力の確保が難しい業界においては、POS導入は喫緊の課題となっている。
とはいえ、現在POSの数は群雄割拠状態であり、多くのサービスが登場。ただし、幅広く機能を有しているPOSは決して多くはなく、今回はパワクラを例に挙げながら「POS × 顧客管理」というテーマで、本当に必要な機能からPOSを使ったプロモーションなどの現状をお届けする。
まずは顧客管理の基本的な内容について解説していく。PCの管理画面に表示されるのは、顧客の住所や名前などの個人情報に加え、購入した製品の詳細(サイズや種類)、初回来店日や最終来店日、購入点数、購入総額といった情報。
パワクラでは、商品画像やランダムに設定できる自由項目が用意され、例えば「何世代にも及ぶ家族の情報」や「防犯登録ナンバー」「保険の期限」などメモのように記録を残すことができる。顧客自身も会員画面で内容を確認することができ、万が一、盗難などのトラブルがあったときは店舗側もサポートすることができる。当然ながら、一般的なPOSにはこうした機能はほとんどない。
また、常連の顧客であれば、来店時に即座に履歴を検索し、前回購入品や顧客が好むカラーなどの情報を事前に理解したまま接客に当たることができ、より顧客が望む提案ができる。
<POS導入のメリット〜顧客管理編〜>
RFM分析による経営効率化=解像度の高いマーケ力
最終購買日、購入頻度、購買金額の3つの要素に基づいて、顧客グループに分類するマーケティング手法。より正確なRFM分析により、効果的な戦略を立てることができます
LINEを使った絶大なプロモーション効果
利用者9400万人のメガSNSを使ったプロモーション。LINEとユーザーをつなげるには、簡単な設定・入力だけで完了。購買実績に基づいた効果的なプロモをピンポイントで届けます
ECカートの情報をそのまま利用できる
MakeShop、shopserve、EC-CUBE、ecbeingなどのECカートを使っていれば、そのままパワクラでも利用できます。個人情報の入力など煩わしい手間は皆無です!
RFM分析で顧客を分類。精度の高い分析が利益の向上につながる
また、獲得した個人情報は、RFM分析(写真2)に活用することが可能。RFM分析とは、顧客の履歴から優良度を定めるマーケティング手法で、Recency(最終購買日)、Frequency(購入頻度)、Monetary(購買金額)の3つの要素に基づいて、顧客をグループに分類する方法。
これにより、優先度の高い顧客にターゲットを絞り込んだマーケティングが可能となり、より効果的な戦略立案につなげられる。店舗にとってメリットの大きな顧客だけを選別することで、より効果の高いリターンが得られるという動線ができあがる。
パワクラ担当者によれば、「小売業では、2割の優良顧客が、全体の売り上げの8割を支えているケースが多く、いわゆるパレートの法則となっています。この2割の顧客を見誤ると、店舗にとっては大損害になりかねないので注意が必要。もちろんこうした数字は、CSV(ExcelデータやPDF)で出力することができ、スタッフたちと共有することが可能です」と説明する。
顧客管理のキモとは顧客情報の収集。パワクラに備わる3つの動線
すでにもうお気づきだと思うが、顧客管理の根幹とは、顧客情報の収集にある。もし情報が集まらなければ、そもそも管理は成立しないし、当然マーケティング戦略に活用することなど不可能。つまり顧客管理とは、いかに情報を集められるかが最重要であり、そこを起点に考える必要がある。
その点でいえば、パワクラには3つの動線が存在する。1つ目は、ECサイト(カート)の情報をそのまま活用できること。例えば、MakeShopを使っていれば、パワクラと連携していることもあり、自動的に個人情報を共有。また、ECカート内のポイントも連携できるため、店舗での購入動機となり、顧客の囲い込みにもつながりやすい。
現在対応済みのカートは、前述したMakeShopのほか、shopserve、EC-CUBE、ecbeingなど全4種。ECサイト、リアル店舗での来店が増えれば、自ずと情報への蓄積というメリットがあるのは言うまでもない。
2つ目はパワクラオリジナルのクーポン。動線は下記の通り。店舗を訪れた顧客が「クーポン利用で20%引き」といったPRに惹かれ、店頭に設置されたQRコードを自ら読み取り、会員情報を登録するというもの。その場でクーポンが使えるというメリットから登録に対する心理的ハードルも下がるのも特徴。
こうした個人情報を基に、入会日や最終来店日、来店回数、購入商品といった情報を蓄積し、新たなクーポン配信にも結びつくという好循環が生まれる。後日、「誕生日10%引き」「祝日限定5%引き」といったプロモーションを打つことができるため、リテンションマーケティング(既存の顧客に対してリピート購入や定期購入を促す)も行うことができる。
ちなみに同クーポンは、いつの期間に、何人が、どれだけ利用したか、などの効果検証ができ、プロモーション内容も自由設定なので、効果の高いものだけを定期的に行うといった施策に生かせられる。
威力絶大なLINEによるプロモ。購入促進と会員登録増を同時に促す
そして、最後はLINEでのプロモーション。前述したクーポンは、ユーザー自らが会員サイトにアクセスしなければならないという、ひと手間が発生するため、新たな情報をリーチさせることはなかなか難しい。
それを解決したのが、LINEとの連携。顧客のLINE登録は、店舗やECサイトに貼り付けられたQRコードを読み込み、「友だち追加」をするだけ。もはや説明不要だが、LINEの通知効果は圧倒的。思わず開いてしまう動線が完成しているため、顧客に情報を伝えるという点において群を抜いており、もはやその効果はDMなどとは比べ物にならない。
そうしたお得な情報は、前述したクーポンであり、LINEに仕込まれたURLからパワクラの会員ページに遷移し、情報を伝達(未登録者はそのまま登録を行う)。つまりLINEを通じてプロモーションを送ることで、購入につながり、結果店舗側はさらに情報が蓄積されるという動線となっている。ユーザー8,000万人超のメガSNSの効果は絶大であり、すでに導入している店舗からの評判は非常にいい。
<パワクラだけが持つ顧客管理での強みとは?>
オリジナルのクーポンで来店促進!内容も自由に設定
「誕生日10%引き」「祝日限定5%引き」といったクーポンを発行でき、内容も自由に設定、効果検証も可能。有効期限付きの内容にすることで顧客の来店を喚起させます
カスタマイズ可能な顧客情報の登録が可能
一般的なPOSシステムにはない自由設定で個人情報を登録可能。例えば、「親子で利用」といった情報や「防犯登録ナンバー」といった内容を入れておけば、もしものときに役立ちます
LINEの複数店舗アカウント。必要情報だけを発信
LINEの複数店舗アカウントを所有可能。店舗ごとに情報を発信できるため、不要な情報を発信しなくても済みます。SNSは不要な通知が入ることで即座にフォローも外されてしまいます
LINEアカウントを複数持つことが可能。的確な情報配信こそが重要
ちなみにパワクラでは、LINEのアカウントは店舗ごとに持つことが可能。例えば、東京在住者が他県の情報をもらっても、もはや“迷惑メール状態”。コミュニケーションツールとしての信頼性の高いSNSだけに不要な情報であれば、即座に削除やブロックにつながるが、必要な情報だけ配信できれば、そうした危惧も少ない。LINEのアカウントを複数持てるPOSは、現状パワクラだけとなっている。
そもそも一般的なPOSでは、LINEプロモーションまでの動線を有しているものは少なく、ここにパワクラとの大きな違いがある。これらをスクラッチ開発すれば目がくらむような金額がかかるが、パワクラ導入の初期投資の低さも強みとなっている。
冒頭で述べた通り、POSによる顧客管理とは、もはや売上管理のためだけではなく、事業戦略そのものと言っていい。経営を激変させる機能性の高いPOSをぜひ選んでほしい。
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